2007年03月26日

徳島県立農林水産総合技術支援センター水産研究所 体細胞を用いたオキナワモズク属の1種の種苗生産  増養殖担当 吉見 圭一郎様うより転載

徳島県立農林水産総合技術支援センター水産研究所

体細胞を用いたオキナワモズク属の1種の種苗生産

増養殖担当 吉見 圭一郎様より引用

URL http://www.green.pref.tokushima.jp/suisan/zoyo/zoyo_topic012.html

徳島県立農林水産総合技術センター水産研究所では,太平洋沿岸部に適合した藻類の増養殖技術を開発中です。現在,クビレヅタ,フトモヅク,ヒロメを現地へ導入しようとする動きがあり,今後はその普及が期待されます。
 海藻の栽培は,種苗の確保から始まります。次に播種(はしゅ。種付けの意)の技術を開発することで,はじめて海面での試験に移れます。この種苗生産や播種技術の確立には手間暇がかかるので,現場からの要望に即応するには,常日頃から「海藻の種」と「話題のネタ」を仕込んでおく必要があります。このような考えのもと,技術的な側面から水産振興を図る行政機関として,いくつかの有用藻類の種苗をストックしているところです。ここではオキナワモズク属の1種 Cladosiphon sp. を取りあげて,体細胞を用いた種苗の生産を紹介します。


藻体の採取
 海部郡海南町の大砂海岸において,天然に繁茂する藻体を採取しました。その外観はフトモヅクに似ていますが,組織を検鏡したところ,オキナワモズク属の特徴を有していました(写真1)。なお,本種はキシュウモヅクCladosiphon umezakii が提唱されています。現時点では学名の記載がされていないので,ここではオキナワモズク属の1種として取り扱います。この海藻はつるつる,こりこりした食感と適度な太さのバランスがよく,現地で採取できるモヅク類のなかで一番おいしいそうです。実際に食べると,「なるほど!」と感じるものです。定番の酢の物やスープはもちろん,雑炊の具にもピッタリです(写真2)。2〜4月頃に採取された藻体は,公設市場や業者に卸されますが,流通量がごく少ないために,一般には手に入りにくい海藻となっています。なお,今年は豊作なので,かなりの量が出回っているようです。この機会に一度いかがでしょうか。


posted by <抜け毛>沖縄もずく(オキナワモズク)に抑止効果! at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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